まずは株を購入してみよう!購入方法について

株の取引口座 ある程度預金額がたまってきたら、ほとんど利子のつかない預金から値上がり値下がりによる価格変動に伴う利益と、ずっと保有していると年率数%の配当金が入ってくる可能性がある株式について、投資を始めてみようと思うことがあるでしょう。
ではどのような段取りで株を購入すればよいのか手順をおって考えていきましょう。

まず、株の購入をするためには、株式の取引口座を証券会社に開設しなければなりません。
どの証券会社で開設するべきかはいろいろな視点から考えることができますが、まずは、購入と売却の手数料がどの程度高いの安いのかという視点で比較して、かつ、現在はほとんどネット取引が行われていますのでパソコン等での取引ツールが見やすく、操作しやすいかという観点である程度知名度のある証券会社から選択すればよいでしょう。

この証券口座を開設するときに考えておくのは、自分が証券口座に入れた資金の範囲内で株式を購入できる現物取引のみを開設するのか、口座に入れた資金の3倍程度までレバレッジをかけることができる信用取引口座を開設するのかを考えておくべきです。
両者の本質的な違いは、現物取引が買いからしか相場に入ることができないのに対し、信用取引は買いからも入れるし、空売りという先に売ってのちに買い戻すという取引手法も行うことができる点です。
株の始め方に関する指南としては、現物取引からというのが一般的なようですが、実際には株価が全体的に高いような状況では現物取引で利益を出せるのかは疑問です。
なぜなら株価は上昇はゆるやかなのですが、なんらかの原因で下落する際には急激に下落するものだからです。

そのため、うまく買った銘柄を手じまえていればよいですが、購入したまま放置しており、この下落の波にのまれた場合には損失が拡大するというリスクがあります。
株価が高騰していると考える場合には信用口座を開設し、売りから入るということも考える必要があります。
ただし、信用口座は経験がないと開設させてくれない会社が多いので少し現物取引で経験を積んで開設することになるでしょう。

初心者はどのような銘柄を選ぶべき?

口座を開設した次に行うのは、どの銘柄の株を買うのかあるいは空売りするのかという銘柄選定の問題です。
銘柄については、東証一部、二部、マザーズなどの市場の銘柄にするのかということのほかに、銀行株や建設業株など業種セクターごとにどれがよいのか、さらには個別の会社ではどの会社がよいのかという問題があります。

この点について、初心者に適切な始め方としていえるのは、まず、出来高が多い東京証券取引所第一部の銘柄から選びましょうということです。
出来高が多いということは頻繁に売り買いがなされているということですので、不測の事態や急に売却して現金に換える必要がある場合にもすぐに手じまえるというメリットがあるからです。
さらに、第一部上場の企業については、ある程度知名度もありなじみがある会社で事業として何をやっているかについて知っている場合もあるので、最悪でも倒産しないという安心感をもって売買することができるからです。

次に、値動きがゆるやかな株を選びましょう。
初心者であれば、値上がりするだろうか値下がりするだろうかとある程度緊張して取引に臨むこととなるでしょう。
値上がりすればよいのですが、値下がりして含み損が発生しているときにあわてて損失を防がなければとして、すぐに損切りしてしまう行動パターンと、いずれ上がるだろうとして損切りができず、結果として塩漬け株としてしまうという投資で利益を上げられない行動パターンが見受けられるからです。
これは、値動きが激しいと感情が揺さぶられてしまうのである程度仕方がないのですが、それを防ぐためには値動きの緩やかな株を選択して購入または空売りを行うのが精神衛生上もよいでしょう。