株初心者は投資信託を選ぶのもアリ

日本銀行が実施したマイナス金利政策の影響が大きく、最近では特に預金商品の金利下落が目立ちます。
普通預金金利が低いのはもちろんのこと、複数年のスーパー定期預金も非常に金利が低く、もはや定期預金を契約するのは賢い資産運用の方法とはいえなくなっています。
合理的に資産を増やすためには預金ではなく投資を行うのが適切な時代が到来しているのです。

しかしながら今まで株式や社債などを購入したことがない人がいきなり投資を始めるのはリスクが高いですし、投資をする側の人も何かと不安を感じることでしょう。
そこでこれから投資を始めようと考えている初心者におすすめしたいのが、いきなり債権・株式を購入するのではなく投資信託を行うこととなります。

投資信託というのは自分自身で債権・株式の運用を行うのではなく、プロに投資資金を委託して運用を任せるという方式の資産運用方法になります。
自分が行うことと言えば、銀行や信託銀行などに投資資金用の口座を開設し、どのファンドに投資をするのかを選ぶだけとなります。
後は委託を受けたプロの投資家が適切な商品の売買を行い、運用がうまく行った場合には資金を出資した私たちに儲けを還元してくれるという仕組みになっています。

還元される儲けについては、運用してくれた人への手数料などを差し引いた額となりますが、投資の初心者が自身で運用するよりも遥かに安全に投資ができますし、株式・債券に関する専門知識がなくても気軽に投資を始めることができるという絶対的なメリットがあるのです。

また投資信託はNISAの対象となっている点も見逃せません。
NISAとは少額投資非課税制度の略称で、通常であれば、投資によって儲けた場合にはその儲けに対して課税されるのですが、NISAの対象となっている投資商品への投資であれば、年間一定額の投資額までによって得た儲けに対しては課税がされず、儲けをそのまま自分のものとすることができるのです。

投資信託は解約の仕方も知っておくことが肝

投資信託はプロに運用を任せることができますし、自分自身はファンドを選ぶだけで良いので、投資初心者でも気軽かつ安全に投資を行うことができます。
しかしながら、投資信託でプロに任せた場合でも、元本割れなどのリスクはありますから、一定期間一つのファンドに投資をしても思ったような利益を得られなかった場合には放置せずに解約手続きなどを行い、また別のファンドを購入するなどの取捨選択を行っていくことも大切になります。

したがって、投資信託を始める場合には、どの金融機関に口座を開設をするのかということももちろん大切ですが、解約手続きの方法もよく理解しておくことがそれ以上に大切になります。
投資信託の具体的な解約手続きの方法については、各金融機関ごとにまちまちとなっているのですが、一般的には投資信託の解約というと、一括解約という解約方法と個別解約という解約方法の2つの方法に分別されます。
一括解約はその名の通り現在契約している投資信託を全て解約する解約方法であり、現在の契約を精算するのには便利ですが、基本的に未成立の取引がある場合には手続きは不可となっています。

一方で、個別解約は現在の契約している投資信託の中から任意の一つを選択して解約するという方法であり、契約の細かな見直しをしたい場合には便利な解約方法となります。
投資信託を解約する場合には信託財産留保額などの手数料が差し引かれるケースもあり、慎重にタイミングをはかることが大切になります。
また単に投資信託を手放したいだけであれば、解約以外にも売却という方法もあるため、解約する場合にどのくらいの手数料や税金が発生するのかということもよく理解しておくことが大切になります。